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17 janvier 2018

57-62 ファ-ブルのモリノカレバタケ属 Collybiae de Fabre

57 - Collybia dryophila Bull.          《1886年5月16日》解釈: Collybia dryophila (Bull. : Fr.) Kummer 【樫の友 の意】【和名:モリノカレバタケ、モリノカレバタケ属】       傘の径1~6cm、すぐ平らに開き、黄土褐色または黄褐色-赤褐色、あるいは褐色がかった赤色。しかし  hygrophane 【=水分の蒸発による褪色と透明度の消失】という特質により、縁部からだんだん淡い黄土色または粘土色がかった白色に変わっていく。ひだは密、離生、クリ-ム色がかった白色で、やがて少し黄色っぽくなる。柄は細長く、2 - 10 × 0.2 - 0.6 cm、無毛、上部は薄い褐色か黄色、中部は黄褐色か帯赤褐色、下部は赤褐色である。       このキノコは香りは良いが味に特徴がなく、食用としての価値はあまりない。5月~12月に広葉樹や針葉樹林のいたるところによく見られる。... [Lire la suite]

15 janvier 2018

53-56 ファーブルのカヤタケ・・・ナラタケモドキ Clitocybeae de Fabre

53 -Clitocybe infundibuliformis  【カヤタケ】    《1888年10月5日》解釈:Clitocybe clavipes (Pers. : Fr.) Kummer【和名:ホテイシメジ  (カヤタケ属)】       柄は下方に向かって膨らみ、傘が褐色のこの図版の種はどうもカヤタケではなさそうである。右端の若い子実体の傘には小さないぼ状の乳頭があり、上記の二つの特徴と合わせ、一番大きな子実体の傘の縁部が波状なのはこの種の典型的な特徴ではないにしても、多分ホテイシメジであろう。傘の色を少し濃く描きすぎたのではないかと思われるが、ひだの色もふつうこの種に見られるクリ-ム色ではない。       通常は広葉樹林に良く発生するが、ファ-ブルのキノコの柄の基部にも見えるように針葉樹林にも発生する。      ... [Lire la suite]
14 janvier 2018

50-52 ファーブルのアカカゴタケ、ホウキタケ属 Clathre et Clavaires

  50 -  Clathrus ruber        《1877年5月19日  》解釈: Clathrus ruber Pers. : Pers.異名: C. cancellatus仏名: Clathre grillagé, Lanterne rouge [籠茸、赤提灯 の意]【和名:アカカゴタケ(アカカゴタケ属)】       図版の三つのキノコは、この不思議な種の成長過程がうまく要約されている。左のものは卵形で幼菌の段階であり、落葉や腐植土の中に埋もれている。右は《孵化》の始まりで膜質の《殻》が割れ始めたところ。そして真ん中のものは完全に成長した状態で、殻の名残がつぼを形成し、その基部の菌糸紐によって栄養が運ばれている。       とても美しい不思議なアカカゴタケは暑さや湿気を好み、南仏や大西洋岸、バスク国、シャラント地方、ブルターニュ地方、時にはノルマンディー地方、に限って分布する。  ... [Lire la suite]
13 janvier 2018

45-49 Chanterelles de Fabre ファーブルのアンズタケ属

  45- Cantharellus cibarius     《1892年10月30日》解釈:Cantharellus cibarius (Fr. : Fr.) Fr. 仏名:Girolle, Chanterelle [ ジロル、シャントュレール] プロヴァンス語で 《Auriheto de Kermes, Geriho》 【オリエト・デ・ケルメス、ジェリオ= 樫の耳、ジロル  の意】【和名:アンズタケ  (アンズタケ属)】       この図版のものは、全体の様子や色も完全である。ファ-ブルが丁寧に描いたひだは、しわが寄り、幅が狭く、波状で、その間は互いに横脈によってつながれている。この特徴によって、中毒を起こす Omphalotus olearius とジロルを簡単に見分けることができる。      ... [Lire la suite]
12 janvier 2018

p. 87-89《トリュフ を生む蝿》 の論争 La polémique de la « mouche truffigène »

【絵】トリュフ類。「Fungi Hypogaei」 から、テュラーヌ兄弟、1851年。Truffes, in L. R. & C. Tulasne 1851 《トリュフ を生む蝿》 の論争  La polémique de la "mouche truffigène"                       ファ-ブルが二番目に出したキノコに関する研究文は、昆虫学の権威であると同時に菌学の識者である彼に助けを求めてきた、ヴォクリューズ県の農業・園芸協会の会長イスナール侯爵の依頼により書かれたものである。これはやがてファ-ブルが傾注していく「昆虫とキノコのかかわり」の研究への序幕であった。しかしそれは、彼がオランジュの滞在を経て、さらにセリニャンに引退し、本当の菌学の作品であるキノコの水彩画を描くまで待たねばならなかったトリュフの発生地には、さまざまな双翅目の中でもしばしば  Helomyza [エロミザ]... [Lire la suite]
12 janvier 2018

p.83-90 ジャン・アンリ ファ-ブルの菌学の作品 l'oeuvre mycologique de J.H. Fabre

     【83】   菌学者ジャン・アンリ・ファ-ブル!実際には、彼をこう呼んでも別に驚くことではないのだが、かの有名な大作である昆虫学の著作に隠れて、彼がキノコに興味を持っていたことはほとんど知られていないからである。いつの時代にも、キノコは人に不思議な魅力を感じさせてきた。ギリシャ・ロ-マ時代の作家達はキノコについて多くの突飛な理論をでっちあげたし、また今日でも、自分の庭にキノコが生えているのを見ると嬉しい驚きを覚える。さらに森の小道などでふと遠くにキノコを見つけて駆けつけ「ああ、ツマラナイタケだ!」と足蹴にしたとしても、それもやはりキノコに魅せられた証だと言えよう。   私達でもこうなのだから、自然に対する旺盛な好奇心の持ち主のファ-ブルが、キノコに大きな関心を持ったのもまったく当然であり、もちろんそれは幼い頃からであったとファ-ブルは晩年語っている。 ... [Lire la suite]

12 janvier 2018

63-68 ファーブルのヒトヨタケ Coprins de J.-H. Fabre

63 - Coprinus comatus   《1886年4月10日、1892年8月描き直す》 解釈: Coprinus comatus (Moeller: Fr.) Pers.仏名: Coprin chevelu,プロヴァンス語で 《Pisso-Chin》【和名:ササクレヒトヨタケ、ササクレヒトヨ節】       この図版は、ササクレヒトヨタケの特徴である、傘とひだが黒く液化していく迄の各成長過程がよく表わされている。柄のかなり低い所に膜質のつばがあり、傘は最初は円筒形のち鐘形、表面は灰色がかった小鱗片におおわれる、といった特徴が見事に描写されている。             夏と秋、豊かな腐植土層、畑、庭、沿道に、しばしば小さな群れで発生し、かなり頻繁に見られるキノコである。       味は繊細だが、若いつぼみだけが食用になり、傘の縁部が黒くなる以前の、採集後わずか数時間のもの以外は、食すると気分が悪くなる。... [Lire la suite]
08 janvier 2018

16-22 Bolets de J.-H. Fabre ファーブルのきのこ (1)

    16 - Armillaria mellea 《1890年10月6日》Editer ce message 17 -   Armillaria mellea  《1890年10月29日》 解釈:Armillaria mellea (Vahl. : Fr.) Kummer 仏名:Armillaire couleur de miel 【蜂蜜色ナラタケの意】 【和名:ナラタケ  (ナラタケ属)】       この二枚の図版はかなり図式的だが、ナラタケであることがよくわかる。成長した子実体では傘はしばしば破れていて、乾燥時に採集したことがわかる。ファ-ブルは傘の詳細を簡略化して、典型的な特徴である褐色を帯びた微細綿毛を描かなかったと思われる。       ここに見られるキノコは痩せ型で、柄が褐色であり、17番の図版のつばは黄色だが16番のそれは白色であるところから、採集後しばらくたったものを描いたと思われる。      ... [Lire la suite]
08 janvier 2018

23-30 Bolets de J.-H. Fabre ファーブルのきのこ (イグチ 1)

23 -  Boletus flavidus Fries        《1889年11月21日》解釈: Boletus granulatus L. : Fr. [=Suillus granulatus (L. : Fr.) Roussel]【和名:チチアワタケ(ヌメリイグチ属)】       この図版にファ-ブルが付けた名前は正確ではない。この種を類別した Fries と他の作者にとって Boletus flavidus はつばを持つキノコである。この間違いが何に所以するのか解らないが、一つ推測できるのは、ファ-ブルは、Quélet のフロラ (Champignons du Jura et des Vosges, supplément,1880年)を参照し、それには、残念ながら、つばのことは書かれていないのである。      ... [Lire la suite]
08 janvier 2018

31-35 Bolets de J.-H. Fabre ファーブルのきのこ (イグチ 2)

31 -  B. subtomentosus         《1890年9月20日》解釈: Boletus radicans  Pers. : Fr.       このキノコの特徴は28番の図版を参照。       ファ-ブルは28、29、30番では Boletus candicans としているが、ここでは Boletus subtomentosus 【アワタケ】と呼んでいる。しかし、これは現代解釈で Boletus radicans (=ファ-ブルにとっては candicans)であり、それはアワタケと対立する多くの特徴が確認されている: 傘の肉と管孔部は厚すぎる。 管孔部と柄との関係は《離生》タイプ(管孔は小さな谷で柄と離れているが、アワタケのはやや垂生)である。 管孔は細すぎる。 柄の下部の形はアワタケのものではなく、柄もずんぐりしすぎている。 肉の青変が少し強すぎる。 ... [Lire la suite]