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11 juillet 2016

虫とキノコ 91-96 Insectes et Champignons de J.-H. Fabre

【絵】 チャワンタケ属の一種、Holmskjold から、1799年。     「トリュフを生む蝿」の論争がこれほど盛んであれば、だれもが興味を示すだろうが、昆虫学者であり菌学者のファ-ブルが、虫とキノコの関係について深い関心を持ったのは当然である。ある種の虫は、その食料であるいくつかのキノコと従属関係にあるので、ファ-ブルは先ず、特にトリュフやその他の地中性のキノコを調べた。     《甲虫目の中で、キノコを餌とする一番面白い虫はフランスムネアカコガネ(Bolbocera gallicus Muls.)である。この虫の習性や、小鳥のようなピィピィという歌声、食べ慣れた地中性の Hydnocystis arenaria Tul. 【砂地のジマメタケ】を求めて縦に井戸を掘ることなどは、前にも書いた通りである。また彼らはトリュフ類も大好物である。私はこの虫が彼の城館の奥深くで、ハシバミの実ほどの本物のセイヨウショウロ属の  Tuber requienii Tul.... [Lire la suite]

05 juillet 2015

p.83-90 ジャン・アンリ ファ-ブルの菌学の作品 l'oeuvre mycologique de J.H. Fabre

     【83】   菌学者ジャン・アンリ・ファ-ブル!実際には、彼をこう呼んでも別に驚くことではないのだが、かの有名な大作である昆虫学の著作に隠れて、彼がキノコに興味を持っていたことはほとんど知られていないからである。いつの時代にも、キノコは人に不思議な魅力を感じさせてきた。ギリシャ・ロ-マ時代の作家達はキノコについて多くの突飛な理論をでっちあげたし、また今日でも、自分の庭にキノコが生えているのを見ると嬉しい驚きを覚える。さらに森の小道などでふと遠くにキノコを見つけて駆けつけ「ああ、ツマラナイタケだ!」と足蹴にしたとしても、それもやはりキノコに魅せられた証だと言えよう。   私達でもこうなのだから、自然に対する旺盛な好奇心の持ち主のファ-ブルが、キノコに大きな関心を持ったのもまったく当然であり、もちろんそれは幼い頃からであったとファ-ブルは晩年語っている。 ... [Lire la suite]
22 janvier 2015

45-49 Chanterelles de Fabre ファーブルのアンズタケ属

  45- Cantharellus cibarius     《1892年10月30日》解釈:Cantharellus cibarius (Fr. : Fr.) Fr. 仏名:Girolle, Chanterelle [ ジロル、シャントュレール] プロヴァンス語で 《Auriheto de Kermes, Geriho》 【オリエト・デ・ケルメス、ジェリオ= 樫の耳、ジロル  の意】【和名:アンズタケ  (アンズタケ属)】       この図版のものは、全体の様子や色も完全である。ファ-ブルが丁寧に描いたひだは、しわが寄り、幅が狭く、波状で、その間は互いに横脈によってつながれている。この特徴によって、中毒を起こす Omphalotus olearius とジロルを簡単に見分けることができる。      ... [Lire la suite]
18 octobre 2014

Noms japonais de chanterelles (4) par Rokuya Imazeki

III. Noms d'espèces standards et vernaculaires (suite) B. Chanterelles 1.  Cantharellus cibarius  Fr.  Anzu-také 杏茸, 杏子茸, アンズタケ Champignon abricot Karamomo-také (Nagano). Karamomo étant un ancien synonyme d' anzu, « abricot »,  encore en usage de nos jours dans certaines parties du département de Nagano, le sens est identique à celui d' anzu-také.La chanterelle comestible (Girole) n'est pas aussi commune au Japon qu'en Europe.      2.  Cantharellus floccosus  Schw. ... [Lire la suite]